足がだるい:手足や首腰関節など整形外科的

足がだるく感じる 手足や首腰関節など

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足がだるくなったりする原因とは?

足がだるい原因

覚えがないけれど、何故だか「足がだるい」ということ、ありませんか? だるい症状に悩まされている方は、決して少なくありません。 いつもと違う、変わった動きや運動の覚えもなく、思い当たる原因が見つからない。 それなのに、とにかく足がだるくなるのです。 まず考えられるのは、疲労の蓄積です。別の原因が隠れていることもあります。

「足がだるい」という症状は、サイトの中では「足」の部類にいれるところですが、 「だるい」のは整形外科的な要素が高いと判断してこのカテゴリーにしました。


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■ なぜ?  疲労がたまると足がだるくなる

肉体的な疲労というのは、体のあらゆる部分に悪い影響を及ぼします。 マラソンやサッカーなど、足を使うスポーツをした後に、 足がだるくなる……といったような経験をしたことのある方は少なくはいはずです。

負荷のかかる運動の後、だるくなるのはよくあることです、が運動をしてなくても足がだるくなることがあります。 このダルさは疲労が蓄積しているのが原因です。

疲労が蓄積すると、よく使った筋肉に張りを覚えます。とくに足や腰、肩などです。 筋肉は身体を動かすだけでなく、血液を循環させる「手押しポンプ」の役割も持ってます。 疲れが溜まって張ったり凝ったりした筋肉は、伸縮性が減じてポンプの役目が低下して 体内を巡る血液の循環が悪くなります。 酸素や栄養が行き渡らなくなるばかりか、疲労物質が蓄積しやすい状態に陥いってしまいます。

疲労することで足に老廃物が蓄積してしまい、足のだるくなる原因をつくっているのです。 立ちっぱなしの激務が2日も3日も続けば、歩くのが困難なことも。

・疲労回復の方法

では、 どうすれば回復するのでしょうか。 通常、この症状は一過性のものです。 時間がたてば自然に回復します。勝手に回復するというより、日常の、普通の生活の中で、 戻っていくものです。

疲れていると「動こう」とうという気持ちが弱くなりますが、それは逆効果です。 家にいるときや休みの日に、足をまったく使わないでじっとしていると、 足や身体の筋肉がほぐれてくれません。下半身にたまった疲労物質を循環させて排出するには、 動いたほうがいいし、ストレッチや入浴、なにより適度な運動が必要です。

短時間、足を高い位置にすると楽になります。動きたくないほどツライときには、まず最初に、 身体を楽にすることで動きやすくなります。

■ 足の血行そのものが問題

運動もやってない。疲れてもいない。でも、1日が終わる頃には、足がだるく疲れて、 むくんでくるという人がいます。 こういう人はたくさんいるので、珍しいことではありません。 こうした症状は、「うっ血」によって起こっていると言われています。

うっ血とは、血流が停滞した状態のこと。 血液がうまく循環しなくなり、身体の一部分に溜まり続ける症状です。 足が「うっ血」しているということは、足の部分に血流が溜まってしまっているのです。

筋肉は、手押しポンプのようなものといいました。中でも、足のポンプは特大級です。 心臓から送り出した血液を、重力に逆らって心臓まで送り返しているのです。 心臓が血液を吸い上げる力と、足の筋肉が押し上げる力、 足の血管の中で逆流を防止する弁の力が合わさって、血液を心臓に戻しています。 第2位の心臓と言われるほど、足は重要なポンプなんです。

心臓・足の筋肉・弁。このうちのどれかが弱くなると、循環のバランスが崩れます。 また、冷え性も血液の流れを悪くします。 上手く流れなくなった血液は、戻りも悪くなり、体内のあちらこちに「うっ血」してしまいます。

心臓に異常があるときは、足だけでなく、下半身全体がむくむような症状になります。 「足の疲れ」とは違った症状です。そうしたことから、足の疲れ・むくみの主な原因は、 足の筋肉が弱っているか、血管の逆流防止弁に異常があることと考えられるのです。

■ 病気が原因

十分な血液が送られなければ、栄養や酸素の供給が悪くなるので、足がだるくなります。 でも元の酸素は足りているのに、足だけの血行が悪くなってダルさを感じるようになることがあります。 この場合の足のだるさは、疲労が原因でないかもしれません。危険な病気が隠れている可能性もあります。

血液の流れが悪くなった場合に考えられるのは、「下肢静脈瘤」。 足の静脈からうまく心臓へ血液が戻せなくなって、血液がその場に溜まってしまう病気です。 症状が進むと血管が腫れて「コブ」のようにと盛り上がってきます。 主な症状としては、足のむくみやだるさのほか、痒みや鈍痛があり、足がつったりします。

この病気は、立ち仕事を長年行ってきた人がかかりやすく、ほかにも、 2回目以降の出産などがきっかけで発症することが多いといわれます。 生命の関わるような重い病気ではありません。しかし、重症になると血液の成分が肌に染み出して、 黒ずんだり硬くなったり、さらには、潰瘍が出来たりします。

症状が軽いうちなら、前述の疲労回復の方法で、改善可能です。 また、早い段階で病気が発見できれば、治療もできます。 足の疲れかたがいつもと違うと感じたならば、早めの診察をオススメします。

足がだるいときの対処

足がだるくてしびれたり眠れなくなったりしているときは、浮腫んでいることがほとんどです。 病気でないなら、足のむくみは疲労が原因です。むくみを取るにはどのような方法がよいのでしょうか。

もっともかんたんな方法は、心臓より高くする「足枕」や、お風呂や足浴などで温めること。 血行もよくなり老廃物が運ばれてむくみが解消できます。 足へのマッサージも、血行をよくしてリンパの流れを促進します。

■足マッサージの方法
床に座って呼吸を整えます。 片方のひざは伸ばし、もう片方のひざを曲げて伸ばした側の足に乗せて準備完了。 乗せたほうの足をマッサージします。

1 足首回し
手を足の指の間にしっかり入れて指の間を広げ、左右にゆっくり丁寧に回す

2 足の指回し
足の指を1本づつ引っ張る。次に1本づつ回す

3 足裏の指圧
乗せている足を床におろす。両手の指で、足裏やふくらはぎを体重をかけて押す

長い1日のうち、たった5分でいいので試してみてください。
とくに血行が良くなっている入浴後は効果的です。

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