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シワができる病気と原因 皮膚の症状

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シワの病気と症状

年令詐称?シワが恐い

顔のシワは、人生を歩んだ証しであり、経験と月日の証明です。 シワの奥に刻まれているのは、これまでのあなたの歩みであり、 並々ならぬ苦労と、それを乗り越えた機知なのです。
とはいえ、ときにシワは本当の年齢よりも高齢に見せてしまう面をもちます。顔の造形にも左右されるでしょうが、しわは歳を表しやずい。それは、10代の少女が描かれているイラストの口元に、たった一本、線を入れただけで5歳は老けてしまうほど。 そんな、見た目を違えてしまう「シワ」についてお話です。

シワやたるみをおこす病気とは

適度でキレイなシワは、その人の重厚さと年輪を表すアクセント。しかし、世の中には必要とされないシワ、そしてたるみが存在してます。年令相応なシワは許せますが、病気の疲弊で造られた深いシワは意に沿うものではありません。そうした、負のシワができる病気には、次のようなものがあります。

 眼瞼下垂症
 眼瞼痙攣
 糖化

・眼瞼下垂症
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは、おでこや眉間にシワができやすくなる病気で、原因となるのはまぶたです。人間の身体はすべて腱(筋肉や筋)によって動かされています。まぶたの開閉も同じです。しかし、稀なことですが、まぶたを開閉するための腱が切れてしまうことがあるのです。

まぶたを直接開け閉めできなくなるため、代わりに、おでこや眉間の筋肉を使ってまぶたの開閉を行います。そのため、おでこや眉間にシワができやすくなってしまうのが「眼瞼下垂症」なのです。この病気は、目をこすり過ぎる人にも発症しやすい特徴があります。シワのほかにも、頭痛や肩こり、首痛、腰痛などの症状もあります。
珍しい病気なのですが、切れた腱は手術で再建することができます。

・眼瞼痙攣
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とはまぶたが痙攣する病気です。まぶたの周りがピクピクする・まばたきの回数が増えた・家の中の電気やテレビの光がまぶしく感じる、などの症状があるならこの病気である可能性が高いです。

眼瞼下垂症とは逆に、目元の筋肉が動き過ぎるためにシワができてしまうのです。最悪の場合、シワがたるみすぎてまぶたが垂れ下がってまま目が開けられなくなることもあります。原因としては、感染症や脳の障害、遺伝、ストレスなどが考えられます。

完全な治療法はまだ確立されていませんが、薬物療法やボトックス注射、手術などの対処療法があります。まずは専門医と相談することからはじめましょう。

・たるみを呼ぶ「糖化」
「たるみ」というのは、年齢によって発生すると考えられてます。とくに40代以上の男女には顕著に表れます。しかし最近になって、たるみの大きな原因が“糖化”という現象にあることが分かってきました。40歳を過ぎるころから、体内の組織でこの糖化が進行するというのです。たるみだけでなく、骨粗しょう症や生活習慣病のリスクを高めることも分かってきています。

糖化というのは、糖がたんぱく質と結合することです。食品の調理などでもおこっている事象です。体内の場合、血糖値が急速に上がったまま、処理しきれない糖が生じると、組織を作っているたんぱく質に余った糖が結合してしまうのです。こうしてできるのが、糖化最終生成物(AGEs)です。

AGEsは、肌にとってマイナスに働きます。ハリのもとであるコラーゲン同士を結合させて、弾力性を低下させ、たるみの一因を作るのです。それだけでなく、コラーゲンとエラスチンの代謝も遅らせてしまいます。たるみやシワに留まらず、肌の黄ぐすみ(真皮が変色して肌が黄色くくすんでくる)への影響もあるといわれます。

糖化は、文字が示すとおり「糖」に原因があります。白米や白いパンといった 精白された炭水化物食品 やジュースや焼き菓子のような食品群は、血糖値を上げやすかったり、AGEsが多いと考えられてます。こうした食べ物が好きな人は、たるみが進んでしまう危険があります。

・更年期障害
女性は、およそ50歳前後の更年期にさしかかると、女性ホルモンの分泌量が減少してきます。 急激なホルモン量低下によって、体や精神に不調が表れることがあり、 日常生活に支障をきたすほど症状が重い状態が「更年期障害」です。 女性ホルモン「エストロゲン」の減少は、肌の細胞にも影響を及ぼし、 肌の弾力や張りを保つ働きをするコラーゲンの量が減少してきます。 更年期障害の人はホルモンとコラーゲンの減少に加えて、自立神経の乱れてしまうため 皮膚の弾力維持が難しくなってくるのです。

深くなる顔のシワ種類と取り方

シワは、病気によるだけではありません。コラーゲンやヒアルロン酸といった、肌に欠かせない成分不足のほか、ストレスも原因になります。顔のシワをよく見てみると種類があることが分かります。表面にある細いシワだったり、深く刻み込まれていたり、ある表情のときだけ現れるシワなどです。

顔に現れるシワは、見た目の年令を変えてしまうので、なるべく失くしたいというのが本音です。シワの種類と原因についてです。

・乾燥による小じわ
目や口の周りにできる、小さなシワの集まりが小ジワです。まだ、真皮層まではシワは達してない肌表面のシワです。角質層の乾燥による一時的なものなので、水分や脂分を補うことで目立たなくなり消すこともできます。若い人にもよく見られます。乾燥などが原因なので、ダイエットによる急激な体重減少や、脱水症状、極度の栄養失調などによっても起こります。ちりめんジワとも言われます。

・表情ジワ
笑ったり怒ったりと、表情を作った時にはシワができるものですが、表情が終わっても残っているシワを表情ジワといいます。目をしかめた時にできるのが眉間のシワ。笑った時にできる目尻のシワ。などなど、顔には30もの表情筋があります。それが収縮したりゆるんだりして、表情は作られます。表情筋の収縮によってできるシワが表情ジワというわけです。

肌の同じところが、何度も繰り返し折られることによって、シワになっていきます。やがては真皮層に届いて深いシワとして固定されます。自然のシワなので対処というものはありませんが、眉間の困ったようなシワよりも、楽しい笑いジワを刻みたいものです。

・たるみジワ(ほうれい線)
成人女性の6割が悩んでるといわれるのが「ほうれい線」です。 「ほうれい線」で年齢を判断する人も多く、お姉さんとオバサンの境界線になる、まさに「老け顔のサイン」ともいえるでしょう。頬の皮膚や脂肪が下がってたるみが出ると、キワにあるほうれい線がよりはっきり表れてきます。頬のたるみが無くなれば、ほうれい線のほとんどが見えなくったり薄くなります。たるみがポイントですね。

・大ジワ
大ジワは、シワの最終形です。真皮にできるコラーゲン繊維、エラスチン繊維が減ってきて、劣化してくぼみが生じて生まれます。小じわと違って、真皮まで届いてしまったシワは、どのように引っ張ろうとも消えることはありません。大シワの種類には、おでこの横ジワ・眉間のシワ・目の下のくぼみのシワ・深いほうれい線などがあります。

真皮の細胞や繊維というのは、およそ4〜5年周期でつくり変わります。そのスピードよりも、コラーゲン繊維、エラスチン繊維が減って劣化するスピードが速くなることも、大ジワが増えてしまう原因となってます。

■ シワとたるみの取り方

病気以外でシワができる主な原因は、老齢によるたるみと、痩せたことによるハリのロストです。ほかに疲れやストレス蓄積といったような不健康が問題になることもあります。目の下のクマになりやすい眼精疲労はほとんどが疲労ですね。
若いころから対策をやっている人と、いない人では、40歳を過ぎたころからたるみに差がついてきます。アンチエイジングや美顔は、回復法ではなく維持の手段。たるんだ肌を戻すより弛まない努力のほうがカンタンに効果があるということです。

シワをとったりたるみを消すのは、病気治療ではなく美容の分野になります。
しばらく前から頻繁に使われて、すでに美容手段として定着してるのがヒアルロン酸注入。これは、シワの溝を埋めることで結果的に見えなくする手段です。引き締めてリフトするのが目的なら不向きだと思います。 お肌を引き締めるには一般的にはサーマクール。人気の出てきたウルセラなどが入門編のようです。 本格的に消したいなら、力技で引き上げるフェイスリフト系の手術という最終手段もあります。

サーマクール
アメリカの医療機器会社、Thermage社が研究・開発したしわ・たるみ治療器のこと。 高周波電磁波の熱作用によって、肌の引き締め・たるみに対する効果があるとされます。 肌表面ではなく、深部(真皮部分)に刺激を与えて、コラーゲン産生を促し肌に張りを取り戻すというものです。メスを使わないので、プチ整形の感覚で日帰り治療できますす。

ウルセラシステム
こちらも、マシンによるたるみの治療です。 超音波の使用により術後の赤みや腫れもほとんどなくたるみをリフトアップできるというもの。 サーマクーとの違いは、皮膚の照射ターゲット。 手術でしか治療できなかった皮膚の一番深い層(SMAS層)を狙うので、効果が異なります。 持続期間は半年〜1年といわれ、数あるマシン施術の中でも長くなってます。

たるみの原因は、病気と年齢があいまいなこともあります。結果的に美容治療になるとしても、まずは皮膚科の病院で診てもらうことを優先するほうが良いでしょう。

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