熱が続く症状:汗と熱の症状

病気にかかると熱がでる理由

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高い熱が続く症状と病気

熱が上がる理油とは?

上昇した体温が下がらなかったり、いつまでも微熱が続くときがあります。 風邪かな。インフルかな。喉も痛いから扁桃腺かな。不安の時は安心を得たいもの。 いろいろな原因が、頭の中をくるぐめぐります。 じつのところ、たいていの病気は熱を伴うケースが多いのです。 怪我をすれば、その個所が発熱しますよね。 つまり、熱が出るのは自然におこる体内の仕組みなのです。 体の熱はどうして上がるのでしょうか。発熱のメカニズムと、分かりにくい病気について、お話します。

・病気にかかると熱がでるのはなぜ?

まずはじめに。発熱とは「何度以上の体温」を指しているのでしょう。 実は、これに対する答えはとくにありません。 体温には個人差があるので、何度が発熱だと決めることはできないのです。 ただし、日本人のワキ下の平均値は36.89℃(±0.34)なので、これが目安となるでしょう。 子供の体温はもっと高めです。

体温というのはカゼなど病気のときに計るもの。普通の人は元気なときに、測らないものです。 平熱がわかるのは健康診断のときですが、その体温がいつでも同じとはかぎりません。 平素の平熱とその日や時間によって差があるので、あらかじめチェックしておくことで、 体温がそれを越えて上昇するなら発熱だと、はっきり断言できるようになります。

発熱といえば風邪。ウイルスなどの攻撃を受けると人は発熱してしまいます。 当たり前のことですが、熱が出ることは人体にとって悪いことなのでしょうか。 それとも良いことなのでしょうか。

風邪をひく原因のひとつに、ウイルスや細菌などの微生物が体内に入り込み暴れまわる(攻撃) ことが挙げられます。かぜのウイルスは「外因性発熱物質」の一種。 体は、外敵の侵入により熱を出すのですが、その順序は次のようになってます。

1 風邪ウイルスを、体内の免疫活性食細胞がむかえ撃つ
2 免疫活性食細胞が「内因性発熱物質(サイトカイン)」をつくる
3 サイトカインが血液の流れにのって脳に達する
4 サイトカインは情報を伝える物質(メディエイタ)をつくる
5 メディエイタを受けて体温調節中枢が発熱を指令する
6 発熱が実行される

サイトカインにはいくつか種類があります。 インターロイキン1、腫瘍壊死因子(TNF)、インターフェロン、マクロファージ炎症蛋白(MIP-1) などなど。どのようなサイトカインがつくられたかによって、 発熱やそれ以外の対応をとるようになっているのです。

発熱の方法としては、皮膚の血管収縮しつつ汗腺を閉じて、熱放散を抑える活動が開始されます。 同時に筋肉をふるえさせて熱産生をうながす。これらの活動の結果として、体温が上がっていくのです。

発熱する目的とは?

なぜ人間の体は、カゼなどのウイルス侵入を受けると、発熱するように働くのでしょう。 その理由はカンタンで、 発熱したほうが撃退するのに有利だからです。 発熱は、体が身を守るための生体防御機能のひとつです。 身体全体を使って細菌やウィルスを排除しているのです。 かつて、というかつい数十年前までは、発熱は病的な状態である考えれていました。熱を下げることが治療になると思われていたのです。解熱剤が開発されたのもそれが影響しています。

研究が進んだ現在ではそれが必ずしも正しくない分かっています。 熱の高さにもよりますが、発熱が軽度で、たいした苦痛のない場合には解熱剤の必要はない。 それどころか、むしろ与えないほうがよいとされています。 また、解熱剤の効果の有無によって、病気の程度が推し量る場合もよくあります。

布団にはダニが32万匹もいる
高熱を抱えて仕事はできませんし、学生なら登校は無理です。 どんな病気であれ、部屋の中で布団に包まって安静にするのが一番です。
しかし、布団の中にはダニが生息しています。ハンパな数じゃありません。 とくに熱を出している高温多湿の環境の中ではガンガン増殖してしまうのです。 一般に布団のダニといえば「チリダニ(ヒョウダニ)」で、人間のフケや垢などをエサにします。 死骸やフンは、アレルギー性鼻炎、喘息の原因となり、 子供の場合は、アトピーになったり風邪をひきやすくなったりします。
ダニは布団を干して叩くだけでは退治できません。50度にならないと死滅しませんし、内部に潜り込まれれば叩いても落ちませんし、むしろ死骸やフンが舞い上がってアレルギーの原因になります。 ダニを本気で駆除するには「熱でダニを殺す」「吸い取る」の2ステップが必要です。 ダニ駆除に特化した布団クリーナーが人気なのもうなずけます。

・キケン!高熱が続くこんな病気

長引く高熱に加えて、頭痛と咳が伴う。先に言ったとおり、真っ先に思いつく病気は「風邪」でしょう。 でも、服用した風邪薬が効かずに高熱が暫く続いている様であれば、ほかの病気という可能性も高まります。

・肺炎や白血病
肺炎も白血病も、初期の症状は風邪にとても似ています。長引く発熱のほかに、咳・頭痛、体の倦怠感、 食欲不振などが表れるようなら、肺炎や白血病を疑ってみましょう。 白血病の症状には、血液にまつわる症状もともないます。歯茎からの出血や皮下出血、鼻血、 貧血症状などがあり、以前に比べて動悸や息切れもあるようなら、白血病を疑う場合もあります。

・髄膜炎
髄膜炎は、髄膜におこった炎症です。 主な症状は、おさまらない頭痛や高熱、うなじ硬直などの髄膜刺激症状、髄液細胞増加などです。 急激な発熱、意識障害、けいれん、があれば髄膜炎が疑われます

原因は、さまざまなウイルス、細菌、寄生虫などによる感染です。他臓器での感染巣からウイルス血症、 菌血症したり、特発的に髄膜腔や脳実質へ侵入して発症するといわれています。

咳やくしゃみなどで、人から人へ直接感染します。年令に関係なく、子供も大人もうつります。 初期症状が風邪に似ているため、発見したときには重症化していることがよくあります。 重い障害が残りやすい危険な病気です。

・急性肺炎
発熱に合わせて、胸の傷みや呼吸困難、唇や爪が紫に変色する「チアノーゼ」の症状が見られる場合にも 注意が必要です。急性肺炎の可能性があります。

・慢性疲労症候群
慢性疲労症候群は、長い期間にわたって、強烈な疲労感に襲われるという病気です。 前提条件がいろいろあるのですが、原因が慢性疲労や仕事によるウツではないことなどが挙げられます。 「疲労」と似ているだけでなく検査では異常が見られないことから、 医師にとっても断定しにくい病気といえます。以下のような症状があります。

 微熱
 6か月以上継続する疲労感
 筋肉痛
 関節痛
 頭痛
 リンパ節の痛み
 のどの腫れ・痛み
 腹痛
 記憶力の低下
 思考力の低下
 睡眠障害
 原因不明の筋力低下

疲労感には波があって、軽いときと酷いときがあります。ひどいときはベッドから起き上がれません。 遺伝子異常やストレス、なんらかのウイルスが原因ではないかといわれていますが、 原因は特定されてません。認知度が低く、うつ病と誤診されることも多いようです。 症状はうつ病によく似てます(エイズにも)。抗うつ薬や漢方が有効とされてますが完治は困難です。 患者のうち6割〜7割が女性です。

・不明熱
「不明熱」は原因不明の発熱性症候群の総称。症状としては、38.3度以上の発熱が3週間以上続き、 病院での1週間以上の入院精査でも診断がつかないもの全てがこれにあたります。 消去法で、何にも該当しない発熱に無理やりつけた病名といえるでしょうか。 矛盾のようですが、原因となる疾患は多岐にわたります。感染症、膠原病、悪性腫瘍の三つが代表的で、 アレルギー、薬剤熱、詐熱など多数の疾患があります。「不明熱」と診断された後から、 詳しい原因が判明するようです。30%ほどは、最後まで原因がわからないとされてますが、 仕事や人間関係のストレスが原因となることもあります。

・多汗の仕組みと原因の病気

続く高熱が身体に与える影響とは?

発熱はウィルスに対する攻撃行動なのですが、高い熱がいつまでも続けば身体のほうが参ってしまいます。 体力が続かないのです。体内の水分も失われるので、脱水症状を起こすリスクもあります。

熱によって、臓器に異常を来すのは40度以上越えとされます。体温計の表記は42度。 つまりそれが、発熱の限界点ということです。個人差があるので40度は目安です。 このレベルの体温はキケンです。収まるのをじっと静観している場合でなく、 スグにでも医療機関に飛び込まなければなりません。

高温の体内ではどういうことが起こっているのでしょうか。身体を構成している筋肉も臓器も、 普段の食生活で食べている食材と変わりません。熱を受ければ固まります。体内のたんぱく質は、 フライパンに割った卵のように熱で変化し、様々な臓器が機能を失っていきます。 最悪、死に至る可能性も非常に高いです。

高熱の出る病気一覧
髄膜炎 副鼻腔炎 膠原病 脱水症慢性疲労症候 エイズ 結核 感染性心内膜炎 尿路結石 ストレス性高体温症 月経前の高温 薬の副作用 肝硬変 悪性腫瘍(がん) 鉄欠乏性貧血 関節リウマチ バセドウ病 自律神経失調症

汗と熱の症状
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