足のしびれを感じる病気:違和感/症状で病気検索

足のしびれを感じる症状などから病気を検索

home > 足の症状 > 足のしびれ

足のしびれを感じる病気

足がジーンとしびれるとき

足が痺れたこと、ありませんか。ひどい痺れで動けなくなった事、ありませんか。 低い姿勢のまま長い時間すごしたり、びしっとした正座は、足に痺れを招きます。 なぜ痺れるのでしょう。 その原因は、はっきりと血液の循環が悪くなる「血行悪化」と分かってます。

嫌なジンジンを感じても、すこし我慢すれば元通りになるのが「血行悪化」。 それ以外に足が痺れがくるようなら、なんらかの病気が隠れているかもしれません。

・しびれの原因は血行不良?

「足が痺れた!」という一言で括ってしまいがちな痺れですが、 じつは痺がおこっている部位は座りかたや体調の影響で変わるものです。 足の裏であったり、甲であったり、かかとであったり、指であったり。本当に色々です。 痺れている部位がどの部分かで、その原因も違ってきます。

足の痺れも、生活に支障をきたさない程度ならば、取り立てて気にならないものです。 そのせいで軽視がちになり放置されるケースがよくあります。 しかし、足の痺れの症状が良くならなかったり、 ずっと続いたりするようなら、必ず病院で診てもらってください。 足は、体全体を支えている大切な部位です。 「痺れている」という症状は、足があなたに送っているSOSをかも知れないのです。

足の痺れの原因は、大きく2つに分かれます。「神経性の足の痺れ」と「血管性の足の痺れ」です。

「神経性の足の痺れ」はその名の通り、どこかの神経が圧迫されることでおこる症状です。 この場合もっとも疑われる病気は、椎間板ヘルニアや上半身の神経の病気です。 もう一つの「血管性の足の痺れ」の方は、血管内に何らかの障害が生じて 血流が悪くなり、足の痺れが起きるというものです。

・足のしびれを起こす病気とは?

さて、具体的に考えられるのは、次のような病気です。

・一過性脳虚血発作
動脈硬化を起こして、血液が、脳内にうまく行き渡らないくなり、運動神経に支障が出てくる病気です。 主な症状としては、手足のしびれのほか、めまいや頭痛、動悸などがあります。

・頚椎病
 頚椎の筋肉が衰えて、けいれんを起こす病状です。  主な症状としては、手足のしびれの以外にも、一時的な頭痛やめまいなどがおこります。

・自律神経の不安定
手足の痺れ以外に、動悸やめまい、不眠、怒りやすいなどの症状が表れるものです。 悪化すると「自律神経失調症」にかかります。早めの、専門医によるカウンセリングが必要です。 痺れは、自律神経の安定に伴って沈静化してきます。

・栄養失調
過度のダイエットや食欲不振、貧血、それに過労のなどにより起こる症状です。 無理な食事制限によって痺れがくるのですが、特に、足の指や足の裏が顕著ならば、 ビタミンB1、B12の不足が原因です。栄養をたくさんとって休養すれば、ほとんどが良くなります。

・妊娠中
足のしびれは、妊婦さんにもおこります。妊娠で大きくなった子宮によって、 下半身の神経や血管が圧迫され血行が疎外されるのが原因です。手首や足首には神経が集まっているので、 そこが圧迫されると神経障害を引き起こしてしびれが起きるのです。 妊娠中むくみがひどくなるというのも、原因の一つです。 ですが状態がどうあれ、出産後には回復するので心配はいりません。

・脳障がい
しびれが急に始まった場合には、脳梗塞や脳出血などの事態も疑われます。 脳血管障害のでしびれでは後遺症が残ってしまうことがあります。 しびれや別の症状が24時間継続してしまうケースがあるのです。 ゆっくり半身に進んでくるようなしびれの場合は脳や脊髄の腫瘍も疑われます。

・大腿外側皮神経痛
ソケイ靭帯と呼ばれる骨盤部の靭帯によって神経が圧迫され、大腿部の外側に知覚異常がおこります。 きついズボンを履いていたり、ポケットに物を入れていたりすることが、原因になることがよくあります。 が生じます。

症状としては、股関節周辺の痛みが、主に太ももの外側に感じられます。妊婦中の情勢では、胎児が正常な位置にいない場合に、しびれが出ることがあります。

骨盤の前面を走る外側大腿皮神経を、直接圧迫することによって、症状が憎悪します。股関節の伸展や 深い屈曲は、神経自体を圧迫するので痛みがひどくなります。

現代の日本には有り得ないと思われがちな「栄養不足」ですが、 過度なダイエットのつもりがなくても、偏った食事を続けることでも起こることがあります。 外食やコンビニにばかり頼ってませんか? 思い当たるならば、ビタミンやミネラル などの不足分補う必用があります。野菜ジュースや青汁がオススメです。 妊娠中の女性も、栄養バランスを崩しやすいので、食事以外での補給を考えてください。


【酵素青汁111選セサミンプラス】

・もっとも多い病気とは

足の痺れをもたらす原因のうち、とくに思いつくのは脊髄の病気です。
脊髄には、体中へ信号を送る神経が通っています。足・脚への神経も、脊髄の中を通っています。 この脊髄が、何かしらの理由で圧迫されたり異常をきたすと、そこを通る神経にも異常が起こります。 足の痺れや、麻痺などのような症状が出るようになるのです。

こうした病気のうち、最も多いのが「腰椎椎間板ヘルニア」。 椎間板とは、脊柱の骨の間にある円形の線維軟骨です。 ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む線維輪から構成されていて、椎骨にかかる衝撃を吸収します。 腰椎と腰椎の間でクッションの役目をもっています。 「腰椎椎間板ヘルニア」とは、外部からの衝撃や慢性的な圧迫などで、 椎間板の中の神経がはみ出してしまう状況をいいます。
激しい腰痛を起こしますが、神経が圧迫されたことによって足の痺れなどの症状もおこります。

・どこにでも登場する糖尿病

もしも、上記のような異常がないのであれば、糖尿病である可能性も考えられます。 体内の血糖値が上がると、手や足に痺れが出ることがあるのです。 最近では、対処療法が確立されているので、怖い病気ではなくなってます。 しかし、かかってしまうと治すことのできませんし、合併症の多い病気としても知られています。 進行すれば四肢の壊死などのを起こす可能性もあります。

長時間正座をしていたり、しゃがんでいたりした後の足の痺れは、しばらくするとおさまります。 しかし、いつもとは違う足の痺れを感じたら、 それがどんなに軽い症状でも早めに病院で診察を受けることです。

診察の結果、何もなければそれで良いわけです。 万が一、何らかの病気と診断されても早いうちなら、それだけ早く治療を受けることができます。 足の痺れは、身体の異常のサインと言っても過言ではありません。 我慢や軽視は危険です。

足の症状
役立つ情報!

足の症状 <前|次> 汗と熱の症状
内臓脂肪型肥満