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手が腫れる原因:手や指や腕の症状

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手が腫れる

手が腫れるのはナゼ?

「五体」と表現されることがありますが、私たちの身体は一つに繋がった「一体」です。 手が腫れているときでも、手だけが腫れているのではなく、全身が浮腫んでいたなんてこともあるのです。
もちろん、手だけ・足だけが腫れることもよくあります。 ですがその場合も、原因が手だけ足だけと言い切れないことは、 実際に浮腫みで悩んだひとはよくわかってます。 あなたのその手が腫れている原因はいったい何でしょうか。 フォーカスして、お話します。

腫れるとは何か?

まず最初に「腫れる」とはなんでしょうか。手の腫れのお話の前に、全般的な原因をまとめておきます。 虫に刺されてプクッっと腫れることもありますが、一過性なので、 たいていは放っておいても時間がたてば治まります。

そうでない腫れ・むくみ(浮腫)とは、体内の水分が増えて、皮膚の下にたまった状態を言います。 血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみ出して、そのままになるために、むくんでしまうのです。 むくみが起こるという事は、体内の水分に関係している系統になんらかの異常があると考えられます。

水分に関係しているのは排泄器官(腎臓・膀胱・尿路)や、循環器官(心臓・血管・リンパ管)です。 ほかには、それらをコントロールしている、内分泌系や免疫系、神経系に異常がある場合も考えられます。

むくみの場所は、本当に手だけ?

浮腫みを発見したのが「手」であったとしても、そこだけが浮腫んでいるとはかぎりません。 「本当は全身がむくんでいる」ことに気付いていないことが よくあるのです。もしも全身がむくんでいるとすれば、腎不全や、心臓の病気が考えられます。

「腎不全」は腎臓の働きが低下する病気。腎臓は、尿を作りだして水分の排泄をしている器官ですね。 その腎臓が弱ってしまうとおしっこが作られにくくなって、身体にむくみが起こるのです。 一方、心臓は体内の水分を動かすポンプです。ポンプの役割が弱くなってしまうと、 血液を含む水分の循環が滞るために、身体がむくむのです。

「手」だけが浮腫むのは少ない

身体のどこにも異常はまったく無い。それでいて手だけがむくんでいる場合は、 血管狭窄による循環系の異常や、なんらかの炎症が考えられます。 最初に話した「虫刺され」なども、これにあたりますね。

さて。手に、ここでもこだわりたいと思います。 純粋に手首から先だけが浮腫んでいるのか、それとも上腕や前腕を含んでいるのか。その違いによって、 病気の種類は異なってきます。

・主に手首および指関節が中心に腫れる

朝方に強く腫れることがよくあるならば、膠原病に関連する病気かもしれません。 膠原病とは、多数の臓器が同時に障害されて、どこが悪さの中心か特定出来ない病気です。 自分自身の体の構成成分に反応(攻撃する)するリンパ球や抗体が作られるという厄介な病気です このため、「自己免疫疾患」とも呼ばれます。 膠原病は、とても数が多くて、特定疾患に認定さてれている病気もあります。 関節リウマチ、エリテマトーデスなどがこれにあたります。

・手術などの後遺症で腫れる

これは「リンパ浮腫」というものです。主に腕の付け根辺りにおこります。 手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療を行った後の障害です。 リンパの流れが停滞することで、生涯にわたって、腕や脚がむくむことがあります。

乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、皮膚がんなどの治療による後遺症の一つです。 個人差があるので、全ての人がむくむわけではありません。 むくみやすい場所は、段階や病気によって異なります。

初期の場合
 乳がん・・・肘の上下
 婦人科がん・・・下腹部、陰部、脚の内もも付近
 泌尿器科がん・・・下腹部、陰部、脚の内もも付近

最初のうちは、リンパ節切除術を行った場所に近い箇所がむくみます。 腕や太ももの付け根から、徐々に手の先、足の先へと広がっていくことが多いです。

・傷が治る過程で、痛みや異常感覚などがある

反射性交感神経性ジストロフィー(RSD/CRPS)
外傷が治っても痛みが引かなかったり、かえって痛みが強くなるといった症状ならばRSDかもしれません。 RSDは、神経系の障害でおこる「神経因性疼痛」の代表的なものです。 交通事故などの後遺症として知られています。

最初は、受傷した場所に焼けるような痛みがあったり、筋肉が引きつったり、 関節のこわばりなどがあります。むくみが起こるのは、症状発生の3ヶ月くらいから。 傷みもさらにヒドくなってきます。

外から分かりにくいので周囲に理解されにくい上に、医師でさえ誤診しやすいという厄介さがあります。 RDSが認定されれば第7級、第9級、第12級の後遺障害等級に該当する可能性があります。

・関節付近が腫れる

手首や指の腱鞘が炎症を起こすことを腱鞘炎(けんしょうえん)といいます。 「腱鞘」は足首や肩にも存在していますが、指や手首での炎症が多いので、 一般に「腱鞘炎」といえば、手首や指の症状をさします。

初期の症状は、動かしにくいだけだったりします。 すこし腫れてることもありますが、痛みはあまりありません。 でもそれがだんだん、熱くなったり、腫れが大きくなったり、押さえると痛みを感じるようになります。 痒いこともあります。最悪の場合、筋肉が固まって手首や指が動かせなくなったり、 手術が必要になることもあります。

手首が腫れる原因の多くは、手首などを使いすぎたことによります。 よく言われるているのは「マウスの使いすぎ」「赤ちゃんの抱っこ」で痛めるケース。 マウス操作のためのの、手首置きが売られていますが、使っても意味がありません。 むしろ逆効果ということは、経験済みです。手首の痛みを軽減したいならトラックボールが有効です。

手のひらが燃えるように熱くなり朝起きたら手が浮腫んでいた。それがやがて足にも浮腫みが。 関節リウマチなどに代表される膠原病は「自己免疫疾患」とも呼ばれます。 外敵を攻撃するリンパなどが、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまう病気なのです。
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