めまいと吐き気：違和感/症状で病気検索
めまいと吐き気の症状から病気を検索
めまいと吐き気の症状から病気を検索
>
頭と顔の症状 >
めまいと吐き気が一緒に
めまい・吐き気は、
体調不良などを如実に表す、身近な症状です。
風邪などで体調が思わしくない際など、
めまい・吐き気に襲われることがよくあるので、
身体に馴染んだ苦痛といえなくありません。
無理を通さず、身体を休めることは、症状の回復に非常に役立ちます。
ですが、「しばらく休めばよくなるものだ」と決めつけてしまうのも考え物。
初期なら簡単に治ったはずの病気が重篤化することがあるからです。
病院へ行かなったためにこじらせ、
症状を悪化させるケースが後を絶ちません。
めまい
だけに限ってえば原因は大きく３つに分けられます。
耳が原因・脳が原因・内科的な疾患が原因・・・の３つです。
ひとつだけ付け加えるとすれば、服用した薬が原因になるケースもあります。
「吐き気」
については、主に胃腸の調子が悪い（胃潰瘍）や軽い食中毒といったことが多いようです。
どちらとも、随伴する症状によって、想定される病気がまるで異なってきます。
「めまいに吐き気をともなう」うちでもっとも多いのは耳鼻科的なケースです。
全体のじつに８割以上が、このケースに含まれるとされてます。
身体の揺れや傾きを感知する三半規管に異常があるたびに、このような症状を起してしまうのです。
三半規管は、体の回転や上下の運動といった平衡感覚を司っています。
何らかの理由で三半規管に異常が起こると、脳には誤った過剰な情報が伝えられます。
ひどく目が回ったり吐き気ということが起こったりするのです。
次いで挙げられるのは「内科的」な原因です。
血管が細くなってしまって血液がうまく流れない状態になると、貧血が起こります。
例えば、動脈硬化などですね。めまいと吐き気が、一緒に起こってくるのです。
ほかに、特徴的な病気としては、メニエール病が挙げられます。
平衡感覚や聴力をつかさどる内耳に障害が起きる病気です。
吐き気を伴うようなひどいめまい、難聴、耳鳴りといった症状を起します。
脳には大脳と小脳がありますが、役割が異なります。 体のバランスを司っているのは小脳のほうですね。 もしも、なんらかの原因で小脳に出血が起きて障害があったりすれば、 めまい とともに吐き気を催すことがあります。
脳が、激しく揺さぶられることによって起こるのが脳障害。
何かに強く頭をぶつけたり、激しい運動などでおこる障害です。
ラグビーでタックルを受けたときや、ボクシングで頭にパンチを受けたときといえばわかるでしょうか
頭の中で脳がぐらぐらと揺らされてしまうことで、吐き気や嘔吐をおこすのです。
回復には頭を揺らないことが一番で、安静にすることが大切です。
髄膜のうち、主にくも膜や軟膜に炎症が生じる病気です。細菌性や癌性の炎症が波及することで発症します。 ウイルスや細菌が原因となって、発熱やけいれんが起きることもあります。 頭痛と吐き気ぼｎ症状が、ともに強く出てくる病気の代表です。
めまいと吐き気だけではなく、それに付随する症状から判断できる病気もあります。 めまい・吐き気に加えて、疲労感を感じた場合は、肝炎や腎不全などの可能性が。 胃の不快感が伴っていれば、急性胃炎や胃がんや十二指腸潰瘍などを患っているかもしれません。
そうはいっても、めまい症状だけなのに、深刻な病気を抱えていることもあります。
回転性めまいやフラフラ感が突然おこったのなら、脳梗塞など、脳内の異常も疑ってください。
脳梗塞では、通常、めまい以外にも症状が伴います。
意識障害・ろれつが回らない・運動障害などですね。
しかし、脳梗塞が非常に小さいと、めまいだけしか現れません。
脳のCTとMRIの検査をしても見つからないこともあるようです。
吐き気はないけれど、 めまいや立ちくらみと一緒に体が重いときは、 鉄分が不足している可能性があります。 少し動いただけで、体が動きにくくなったり、建物の階段を登るとき途中で休まないと上まで上がることができなくなったり。
数ヶ月には普通できていたことが、気が付いたら、できなくなっている。 これは、典型的な鉄分不足です。とくに女性に起こりがちですが、男性でもありえます。 原因はいろいろありますが、知らないうちに腸内で内出血を起してるケースもあります。 鉄分が不足すると、ヘモグロビンが作られにくくなるので、酸素の循環がままならず、 体調回復にも時間がかかってしまうのです。カンタンな運動が困難になるほか、 怪我の修復にも必要以上の時間がかかってしまいます。
